2024年1月から始まった新NISA、みなさんは活用されていますでしょうか。
今日はその新NISAについて書きます。
(これから始められる方、今一度、メリットなどを整理されたい方向けの内容となっております。)
新NISAは「貯蓄から投資へ」を促す政府の政策ですが、投資家目線での概要は以下の通りです。
特にメリットとして大きいのは以下の項目と思います。
●非課税
→ 通常は20.315%かかる国内の税金がかからない。
(米国株における米国での課税など、国外起因で取られるものは有。)
売却益だけでなく配当・分配金も該当するので、メリットは大。
100万円を得る場合、今までは80万円弱しか手元に残らなかったのが、新NISAでは、そのまま手元に残ります。
●無期限
→ 超長期的な非課税運用が可能。配当がず〜っと非課税なのはありがたい。
●非課税投資枠の再利用
→ 商品を売却すると、「投資元本ベース」で枠が翌年に復活し、再利用できる。
もちろん、対象はリスク資産です。
元本割れリスクは拭えませんが、以下の仕組みで対策できればポジティブに活動できるかと思います。
(詳しくはリンク先の記事をご覧ください)
しっかり対策すれば、新NISAを活用することで、10年、そして20年と時間が経つにつれて、単純に貯蓄する場合と比較しての効果が出てくると考えます。
ちなみに、自分は2023年10-11月頃から本格的な投資活動を始めましたが、上記の通り新NISAが始まったのは2024年1月、まさにグッドタイミングでした。
これも何かのご縁か★☆★
ただ、この新NISAについて、通常の口座での投資と比べて税制上で注意しなければいけない点があります。
・損益通算ができない。
→ 同一年に課税口座がプラスで、新NISA口座がマイナスで売却する際、新NISA口座のマイナスを課税の計算に組み込めない。
・繰越控除ができない。
→ マイナスが生じる場合、通常は最大3年間で繰り越せるが、新NISA口座ではできない。
とはいえ、新NISAは上述の強力なメリットを持っており、山あり谷ありでも長期的に運用すれば、プラスになると個人的には考えています。
せっかくの美味しい制度なので、少額の積立投資からでも始めてみるのはいかがでしょうか?
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