みなさん、こんにちは!
今日は債券投資について、お話しさせて頂きたいと思います。
自身の投資対象・ポートフォリオに書かせて頂いたとおり、自分も債券を持っており、分散投資の対象の1つとなっています。
債券投資は、ズバリ!
「投資を始めたいが極力リスクを抑えたい人にピッタリの投資法」と考えています。
さて、債券には主に国が発行する国債、地方自治体が発行する地方債、民間企業が発行する社債があります。発行体(国や民間企業など)は、資金調達が目的で債券を発行します。なので、債券を買うことは、発行体をサポートすることにつながります。
また、日本国内だけでなく、外国で発行される債券も購入可能です。日本の政策金利が低いこともあってか、外国債券の方が利率は高めです。こちらはドル建ての債券が中心です。
債券投資のメリットは主に以下があります。
①安定的に利金を得られる
例えば、利率が3%の100万円の円建て債券を持っていると、税引前の額で年に30,000円(利払いが年に2回のものだと15,000円が2回)の利金が入ってきます。
これって結構、おいしくないですか?
同様の債券で、利払いが1月 & 7月のものと4月 & 10月のものがあれば(計:200万円分)、 3ヶ月に1回、15,000円(税引後で12,000円弱)入ってきます。
定期的に贅沢なディナーを食べることもできますし、再投資をして複利の効果を享受することもできます。
②問題が起こらなければ満期に元本が戻ってくる
先ほどお話しした、100万円の債券、例えば期間が2030年3月31日までの場合、その時期が来ると満期となり、100万円がきっちり償還されます。
債券は元本保証がされている商品ではないですが、デフォルトや倒産などの問題が起こらなければ、お金は戻ってきます。戻る額が見えることで、気持ち的に安心します。株で見られる暴落ショックみたいなのはないですしね、、、
そして、リスクについてもまとめます。
「→以下」が対応策です。
1. 信用リスク
発行体がデフォルトや倒産などをしてしまうと、以降の利金も元本も入らなくなる場合があり。
→ 買付前に、格付会社の評価を踏まえて、債券を選ぶ。
証券会社のホームページ(債券一覧)などで確認できます。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 HPによると、BBB(トリプルB)以上だと、デフォルトリスクが比較的低い評価のようです。
2. 為替リスク(外国債券の場合)
外貨絡みの投資では切っても切り離せないのが、為替リスクです。
同じ1,000ドルの債券でも「USD1=100円」のときと「USD1=150円」のときでは円貨コストが大きく変わります。
→ なるべく償還までの期間が長い製品を優先して、蓄積される利金でリスクヘッジする。
償還期間が3年など短い場合、その間に大きく円高に触れると、(円貨での)元本割れとなる可能性が大きくなる。
そして、他のポイントも挙げさせて頂きます。
まずは、発行後は価格が変動することです。
例えば、発行価格が100万円で利率2%の債券があるとします。発行後も100万円のままではなく、110万円に上がったり、90万円に下がったりします。もちろんさらに大きく触れることも上がります。
そうなると以下の通り、実質的な利回りも2%ではなくなります。
各債券の実質的な利回りについては証券会社のホームページなどの各商品の情報から得られます。
次は、債権の中にも種類がある点です。
通常の債券であれば、今までの話通りの商品となりますが、中には利息分が販売の時点で引かれる割引債や、発行体に問題がある際の弁済順位が低い劣後債といったものがあります。割引債は利払いがない点に要注意です。劣後債はリスクが高くなる分、利率も高めに設定されることが多いです。
他の要注意キーワードもあるかもしれず、「知らないで買っちゃった!」とならぬよう、買付前には商品についてしっかりチェックしたいところです。
さらに、新NISAが使えないことも、重要な点です。
資産運用における利回りと税金でお話しした20.315%の税金が、利息や利益から課税されます。
新NISAが使えないのは残念ですが、使えない分の枠は他の商品に回せるため、自分はさほどネガティブに感じていません。
(自分はいずれ、枠を使い切るつもりなので、先に使い切るか後に使い切るかの違い程度で考えています。)
そして、最後に(投稿日時点で)自分が持っている債券について公開します!
以下の商品です。
利回り重視のスタンスから全て外国債券です。
高利回りを追求しつつ、なるべく安定してそうな企業の債券を選びました。さらに、どれも日本にいても身近な企業であり、親近感も湧きます★
今日は債券投資について、書かせてもらいました。
債券投資はもっとも気軽に始められる投資の一つかと思います。
ぜひ、みなさんも検討してみてください!
インテル アンハイザーブッシュ・ インベブ・ワールドワイト スターバックス 米ドル建債券
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